こんにちは。趣味グラマのNobuです。
この記事は新宿のタリーズコーヒーで書いています(笑)
そして私のように、東京を始めとした大都市圏で働いている人は多いと思います。
大都市圏で働く時、どこに住むかというのは、仕事をする上でも、プライベートでもとても重要です。
今日は、20〜30代の独身の方に向けて、住む場所を決める時の考え方を伝えたいと思います。
若いうちは郊外に住んだ方がメリットが大きい
タイトル通りです。以下の条件を満たす人は、都心ではなく郊外に住んだ方が色々とメリットがあります。
- 年齢が若い(20〜30代前半)
- 勤務先が都心にある
- 何か勉強したい事がある
- 自宅やカフェだと集中して勉強できない
若いうちは都心に住んだ方が時間の無駄がなくていいと言う意見は良く見かけますが、郊外に住んだ方が良いという意見はあまり聞かないと思います。
この記事では私の実体験も含めて、郊外に住むメリットをお伝えしたいと思います。
なぜ郊外に住んだ方がメリットがあるのか?
先ほども書きましたが、都心に住んだ方が良いという意見が多くある中で、なぜ郊外をおすすめするのか。
その理由は、ずばり「通勤時間に勉強できるから」です。
電車の中は勉強に最適な空間
「何で電車の中で勉強を?」と思われた方もいるかもしれません。
しかし、電車の中、特に通勤電車は以下のあげるように、勉強に最適な空間を提供してくれるのです。
通勤電車は毎日のルーチンワーク
一般的な会社に勤めている場合、通勤電車には毎週月曜日から金曜日まで、だいたい決まった時間に乗りますね。そして、電車に乗っている時間も大幅な遅延等が発生しない限り、ほぼ毎日同じ時間(量)乗ると思います。
勉強に限らずですが、何かを継続して事を成し遂げたい時は、ルーチンワーク化が大切と言われます。この時、毎日必ず乗る通勤電車と言うのは、ルーチンワーク化を助ける最高の環境になります。
やれる事の選択肢が少ない
電車の中、特に通勤電車の場合は、乗客の多さもあり、やれる事の選択肢はあまり多くありません。やれる事が少ないという事は、気が散る可能性が低くなり、勉強に集中できるという事です。
ただ、あまりに混雑していると、そのストレスで勉強どころではなくなってしまう場合もあります。そんな点でも、実は郊外に住むメリットがあるのです。
当たり前のことですが、基本的に都心に近くなればなるほど通勤電車は混みます。
しかし、郊外に住んでいれば、混雑で身動きが取れない状況になる前に、勉強にベストなポジションを確保できるのです!
私のオススメのポジションは以下の2つです。(両方とも立ち乗り前提です)
- 車両連結扉の前
- 7人がけ座席の真ん中あたり
なぜこの2つがオススメかと言いますと、混雑してきてもこのポジションのところまで人混みの圧力がかかってくる事はあまり無く、本を読む程度であれば普通に出来るからです。
ぜひお試し下さい(笑)
適度な環境音がある
これは聞いた事がある人が多いかもしれません。
集中して何かを行う時に、何も音が無い状況というのは、逆に集中力を欠いてしまいます。
そんな時、電車の中というのは適度な環境音があり良い環境なのです。
ただし、イヤホンで音楽等を聞いてしまうと意味がなくなるのでお気を付け下さい(笑)
郊外に住む付随効果として家賃が下がる
当たり前の事ですが、都心に近ければ近いほど、部屋の条件が同じであれば家賃は高いです。
下手すると、部屋の条件(築年数や広さ、設備など)を落としても都心に近いというだけで家賃が高い場合もあります。
東京の事例で言うとこんな感じです。
事例① 勤務先の最寄り駅が「東京駅」の場合
東京駅に通う場合を見てみましょう。
都心代表は、東京駅までたったの3駅。下町情緒溢れつつ、上野と秋葉原に挟まれた隠れた便利ゾーン、「御徒町駅」
郊外代表は、千葉の渋谷と呼ばれ(てない…?)、若者向けの店も盛りだくさん。千葉県の「柏駅」
駅名 | 御徒町 | 柏 |
東京駅までの乗車時間 (Yahoo!乗換案内より) | 6分(乗換0回) | 43分(乗換0回) |
ワンルームの家賃 (HOME’Sより) | 10.21万円 | 5.28万円 |
なんと、半額近いです。
事例② 勤務先の最寄り駅が「新宿駅」の場合
お次は新宿駅に通う場合です。
都心代表は、サブカルの街として有名な「高円寺駅」
郊外代表は、最近多摩地区の盟主として実力をつけてきた「立川駅」
駅名 | 高円寺 | 立川 |
新宿駅までの乗車時間 (Yahoo!乗換案内より) | 7分(乗換0回) | 28分(乗換0回) →中央特快利用時 41分(乗換0回) →通常の快速利用時 |
ワンルームの家賃 (HOME’Sより) | 6.93万円 | 5.12万円 |
こちらは半額とまではいきませんが、それでも1.8万円も差がありますね。
浮いた家賃の使い道は自由
浮いた家賃は好きなように使いましょう!
といっても、散財してしまうともったいないので、私が考える良い使い道を2つご紹介します。
自己投資として本を買う
本は最高の勉強道具だと思っています。
その道のプロが体系立ててノウハウを詰め込んでくれているので、何か新しい分野にチャレンジする時は、これほどありがたい物はありません。
IT系の専門書であれば、1冊5000円前後になりますが、浮いた家賃で月に何冊も買える事になります。
金融投資としてインデックス投資を行う
インデックス投資という言葉を聞いた事があるかもしれません。
金融投資には色んな手法がありますが、それぞれをしっかり勉強して実践するというのは、投資が趣味でもない限り、なかなかハードルが高いです。
そこで、株式市場全体に投資するインデックス投資がおすすめです。
投資で一攫千金を狙う人、実際に一攫千金できた人もいますが、誰でもできる訳ではありません。その点、インデックス投資は誰でも行う事ができます。更に、若い頃から毎月コツコツ行っていけば、時間が味方をしてくれます。
私自身、いまは米国個別株や米国ETFへの投資を行っていますが、もっと若い頃からコツコツやっていれば良かったなぁと後悔しています…。
通勤電車で勉強した成果
私が実際に通勤電車で勉強した結果、どういった成果に繋がったのかをお伝えします。
TOEIC対策無し、初受験で600点を取得
通勤電車で往復2時間、約4ヶ月ほどですが、英文法の本と、DUO3.0をひたすら聞いて、ぶつぶつ唱え続けました。TOEIC対策は一切行いませんでしたが、リスニング300点、リーディング300点という、なぜか全く同じ点数で合計600点が取れました(笑)
昔めっちゃ欲しかったDUOのKindle版がいつの間にか出てる!!!
IPAのテクニカルエンジニア(ネットワーク)を取得
IT系の国家資格です。今はまた名称が元に戻って「ネットワークスペシャリスト」になりました。こっちの名前の方がカッコいいのですが、私が受験したタイミングの時は運悪くタイトルの名称に変更していた時期でした…。
この時はひたすら過去問を電車の中で読んで問いてを繰り返していました。
期間は5ヶ月ほどだったと思います。
その他、ネット上でも通勤電車で勉強して何かを得た人の記事は沢山ありますね。
郊外に住む事への疑問について
郊外に住む利点について色々書いてきましたが、もちろん万人に当てはまる方法ではないので、色々と疑問はあると思います。
都心に住んだ方が通勤時間を短く出来て、そのぶん勉強時間が作れるのでは?
これは一面ではその通りです。ただし、これが出来るのは自宅やカフェでしっかりと勉強ができる意思の強い人の場合です。
私のように怠けてしまう人間は、強制的に怠ける事が出来ない環境を作った方が良いのです(笑)
通勤時間が長いと疲れてしまって本業に影響が出るのでは?
これもその通りです。なので、この記事の内容はタイトルにあるように、若い人向けになっています。
年をとって体力的に辛くなってきたら、職住接近を考えましょう!
スマホでゲームしちゃうよ!
気持ちは分かりますが、ぐっとこらえましょう!(笑)
若いうちは郊外に住もう!
という訳で、何か成し遂げたい事があり、自宅やカフェでは誘惑に負けてしまうという人は、思い切って郊外に引っ越しましょう!
読んでいただきありがとうございました(^^)
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