こんにちは。趣味グラマのNobu(@nm_aru)です。
10連休中ですが、妻と子供が里帰りしているので、令和元年を深夜のガストで迎えつつこの記事を書いています(笑)
さて、ここ最近プログラミングの学習熱が世の中で高まっているのをすごく感じます。
プログラミングを勉強したい理由は人それぞれでしょうが、例えばこんな感じでしょうか。
- 小学生の子供がいて、小学校でのプログラミング学習必修化が叫ばれているから
- 趣味としてプログラミングを楽しみたいから
- ITエンジニアになりたいから
- プログラミングで副業をしたいから
- 日々の仕事を効率化して生産性を高めたいから
いろんな理由があると思いますが、今日は5の「日々の仕事を効率化して生産性を高めたい」と思っている社会人のかたに向けて、プログラミング学習のお話をしたいと思います。
社会人が学ぶべきプログラミング言語とは?
世の中にはとても沢山のプログラミング言語があり、初心者の人は何を学べば良いか迷ってしまう人が多いと思います。
そこで、まず最初に結論を書きますと、社会人が学ぶべきプログラミング言語は、VBA(Visual Basic for Applications)、もしくはGAS(Google Apps Script)の二択です。
VBAとはVisual Basic for Applicationsの略でExcelやAccessなどで利用できるプログラミング言語の1つです。VBAを使うことで手動で行っている定型的な業務などを自動化させることができたり、独自のフォームなどを作成してExcelをアプリケーションのように見せることなどができます。
https://www.officepro.jp/excelvba/
Google Apps Scriptは、G Suiteと統合するビジネスアプリケーションを迅速かつ簡単に作成するための迅速なアプリケーション開発プラットフォームです。
https://developers.google.com/apps-script/overview
どちらを勉強した方が良いかは、職場の環境次第です。
職場でMicrosoft Officeを良く使うならVBA、GoogleのG Suiteを良く使うならGASを勉強する事をおすすめします。
Microsoft OfficeとG Suiteの両方を使っていて、どちらにするか迷う場合は、GASがおすすめ!GASは、JavaScriptと文法が同じなので、GASを覚えると自然とJavaScriptの文法も覚える事ができて一石二鳥!
なぜRubyやPHP、PythonではなくVBA、GASを学ぶべきなのか
Googleで検索して上位にでてくるプログラミング学習のサービスでは、学べる言語としてHTML/CSS、JavaScript、PHP、Ruby/Rails、Java、Python、Swift、Unity、Go…などなど、いろんなコースが用意されています。
どれも使えるようになると楽しいですし、私自身もいくつかは趣味で使っています。
しかし、仕事を効率化して生産性を高めるという視点から考えると、これらの言語を学んでも普通の社会人が仕事で活かすことは非常に難しいです。
その理由は以下の通りです。
Ruby、PHP、Pythonは使うまでの準備が大変すぎる
PHPやRuby、PythonにJavaなど、これらの言語には共通点があります。
それは、これらの言語を使えるようにするための事前準備が、初心者のかたや非ITエンジニアのかたにとっては非常に大変ということです。
普通の社会人が仕事で使うパソコンは、9割以上の確率でWindowsだと思います。
Windowsの時点で必ず何かしらの事前準備をしなければいけなくなります。
そして、この事前準備は何かソフトをダウンロードしてきてインストールすれば完了というわけではなく、いろいろと小難しい設定作業をおこなう必要があります。
また、大企業などセキュリティ体制のしっかりした会社で働いている場合は、そもそも事前準備で必要になるソフトがインストールできない(権限がない)という可能性もあります。
その点、VBAはMicrosoft Officeが入っている環境なら使えますし、GASもG Suiteを使っている環境なら使えますので、事前準備に時間がかかるという事はありません。
参考までにWindows10でPHPを使うために、どのような準備が必要になるかは、以下のリンク先を見ると分かります。
すべてを見る必要は全くありません。ちょっと見ただけで、意味不明な単語が沢山でてくると思うので、大変さを感じ取れたと思ったらさくっと閉じてください(笑)
プログラミング言語は道具であり、日常的に使えることが大事
社会人にとってプログラミング言語はただの道具です。道具である以上、日常的に使う場面があることが大事です。
どんなに素晴らしい道具でも、普段使う事が無ければ宝の持ち腐れです。
RubyやPythonを普通の社会人が日常業務で使おうとする場合、恐らくはテキスト処理や計算処理が対象になるかもしれませんが、その程度のことをやるために上記の事前準備をするのはコスパが悪すぎます。
生産性をあげるためのプログラミングが、逆に生産性を下げることになってしまっては、使わなくなってしまいますね。
その点、社会人であれば、日々の業務でエクセルやパワーポイント、G Suiteであればスプレッドシートをほぼ毎日使うと思います。
VBAやGASは、これらのソフトを使うときに威力を発揮する言語になるので、毎日使うチャンスがあるということです。
話はそれますが、日本人が英語を話せない理由の一つとして、そもそも日本国内に住んでいると英語を使う場面が殆ど無いというのもあるそうです。道具は使わないと身につかないという事ですね。
VBAやGASを学ぶと何が出来るようになる?
VBAやGASを学ぶといろんなことが出来るようになります。
本当にいろんなことが出来るようになります(2回目)
正直なところ、いろんなことが出来すぎて、ひと言で言い表すのは難しいため、参考になりそうなページをいくつかピックアップしてみました。
VBAで出来ることの参考サイト
番外編として・・・
GASで出来ることの参考サイト
番外編として・・・
仕事の効率化はもちろんのこと、ゲームやホームページまで作ることが出来るなんて、VBA、GASは奥が深い…。
VBAやGASを学んでも副業とかできないのでは?
プログラミングを学ぶ目的として、副業をしたいからという人もいるかと思います。
そういう意味では、確かにVBAやGASを学んでも、副業の件数は少ない可能性はあります。
試しにクラウドワークスで、単純にプログラミング言語の名前で検索してみると、以下のようになりました。
- 「PHP」の検索結果・・・99件
- 「Python」の検索結果・・・51件
- 「Ruby」の検索結果・・・41件
- 「VBA」の検索結果・・・5件
- 「GAS」の検索結果・・・4件
※検索結果の件数は2019年5月1日現在のもの
PHP圧倒的ですね(´・ω・`)
しかし、社会人が本業の効率化を目的にするのであれば、先に書いたとおりの理由で、VBAやGASを学んだほうが圧倒的に活用できます。
また、プログラミング言語というのは、よほどの変わり種を選ばない限り、基本的な考え方はほぼ同じです。基本さえ押さえてしまえば、他のプログラミング言語も少しの勉強で理解できるようになります。
日本語でも東北弁、関西弁、博多弁などの方言はありますが、よほどの物じゃないかぎり何となく理解できてしまうのと同じですね。
社会人はVBAやGASを学ぼう!
というわけで、いろいろと書いてきましたが、社会人が学ぶべきプログラミング言語はVBA、GASで決まりです!
ちょっと使えるようになるだけでも、周りの人と差をつけることができるようになるので、非常にコスパの高い勉強になると思いますよ!
読んでいただきありがとうございました(^^)
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